本契約は、故人の通訳に際して媒介者であるむぎ天狐が、故人の魂を一時的に憑依させることに関し、明文化するものである。
なお、以下の全項目は、むぎ天狐(以下媒介者)による確認と判断を前提とし、判断に基づく対応について依頼者は同意したものとする。
【第一条:憑依の前提条件】
1. 憑依は、故人の魂が既に行くべき所へ還っており、意識が安定していると確認された場合に限り、実施するものとする。
2. 祝詞を奏上し、魂の状態を確認した上で、憑依の可否を判断するものとする。
【第二条:憑依の制限事項】
1. 憑依は媒介者の上半身(感情・言葉・仕草等)に限り許可し、下半身への憑依および操作は一切許可しないものとする。
2. 憑依中、故人は媒介者を「身体を貸している者」等の表現で呼称し、媒介者の名を呼ぶことは許可しないものとする。
3. 憑依中に媒介者の名が呼ばれた場合、媒介者の意識が再浮上する可能性があるため、即時中断されるものとする。
【第三条:憑依の不可条件】
以下に該当する場合、憑依は一切実施しないものとする。
1. 故人が自身の死を理解していない場合
2. 自身の死を受け入れていない場合
3. 強い未練、怒り、執着等が魂に残存している場合
これらに該当する際は、まず魂の声を通訳し、必要に応じて浄霊対応を行った後、憑依の再判断を行うものとする。
【第四条:なりすまし・干渉に関する条項】
1. 憑依は、媒介者が“故人本人の魂”と確認できた場合に限り実施するものとする。
2. 波動、魂の色、祝詞への反応、霊的感覚等を用いて確認を行い、悪意ある存在(悪魔・低級霊・第三者魂等)によるなりすましの疑いがある場合は、契約対象外とし、憑依を拒否する。
3. なりすましと判明した場合、速やかに遮断・浄霊・切離し等の措置を行うものとする。
【第五条:憑依の中断】
以下のいずれかに該当する場合、憑依は即時中断されるものとする。
1. 本契約の条項が遵守されない場合
2. 媒介者の肉体または精神に危険が及ぶと判断された場合
中断の理由は依頼者に説明し、必要に応じて浄霊または切離しを行うものとする。
【第六条:依頼者情報の取り扱い】
故人の魂は、依頼者の氏名や関係性等を既に把握しているものとする。
ただし、媒介者の意識状態に関する都合により、魂から依頼者への名前伝達が制限される場合があることを予め了承するものとする。
ご理解とご同意の上、セッションをお申込みください。